以前、このディズニープログラミング教材「テクノロジア魔法学校」について記事を書きました。
娘がコンプリートした「テクノロジア魔法学校」を、リプレイ(復習)機能を利用して私が利用し始めることにしました。
リプレイモードは、過去にクリアした章を再度プレイすることができます。
全部の章をクリアしていなくてもリプレイできますし、ノーマルモードにはいつでも戻ることができるので、子供の学習にも影響しません。
今まで全くノータッチで来て全く内容を理解していないので、リプレイで娘がどんなことを学んできたのか確認しつつ、「テクノロジア魔法学校」を検証していこうと思います。
目次
「テクノロジア魔法学校」学習内容
娘が「テクノロジア魔法学校」を始めた頃は、公式ホームページの内容もあまり充実しておらず、全く何を学習しているのかわかりませんでした。
今はかなり細かく書かれているので、第一章で学習する内容など把握することができます。
「入門・基礎パッケージ」は第1章から4章までで、全76レッスンです。
- 第1章 ミッキー(メディアアート)
- 第1章 ドナルド(WEBデザイン)
- 第1章 グーフィー(ゲーム制作)
- 第2章 塔の上のラプンツェル(メディアアート)
- 第2章 ズートピア(WEBデザイン)
- 第2章 アラジン(ゲーム制作)
- 第3章 シュガーラッシュ(ゲーム制作)
- 第3章 美女と野獣(メディアアート)
- 第4章 リロ・アンドスティッチ(WEBデザイン)
- 第4章 不思議の国のアリス(ゲーム制作)
- 第4章 リトルマーメイド(メディアアート)
メディアアート、ゲーム制作、WEBデザインといった3つのカテゴリを学習します。
メディアアートは、主にProcessingという言語を使い、プログラミングとアルゴリズムでCGを生成し、動くアート作品をつくります。
ゲーム制作は、ProcessingやJavaScriptという言語を使って、アクションゲーム、レースゲームからパズルゲームまで、さまざまなジャンルのゲーム制作を学びます。
WEBデザインはHTML5とCSS3というWeb制作用言語を基礎から学んでいきます。JavaScriptを使用したワンランク上のWebデザインレッスンもあるそうです。
私はこのブログの記事を書くにあたっても、HTMLとCSSがあまり得意ではないのでここで勉強したいです。
魔法学校に入学!
「テクノロジア魔法学校」はRPGのように進むため、ストーリーがあります。
テクノロジアという国に存在する魔法学校。
そこへ転校生が現れます。
中央下の男性キャラクター・アキトが主人公でストーリーが進みます。
(キャラクターは選べないんです・・・残念。)
声は豪華声優陣が担当していて、主題歌はなんとPerfume。
(娘情報によると、第3章ぐらいから音声はなくなるとか・・・)
ゲームをやる人は、こういったストーリーに沿ったやり取りは当たり前なのかもしれませんが、私はめんどくさくてイライラ・・・(^^;
プログラミングを進めるのに大事な情報もあるのでスキップできず、ひたすら進むのみ。
第1章に入る前に
基本的なパソコンの操作を練習します。
ちなみに「テクノロジア魔法学校」は対象年齢12歳以上。
スクロール&クリックの魔法
画面操作の基本、スクロールとクリックを学びます。
基礎の基礎から始まりますね。
ドラッグ&ドロップの魔法
マウス操作の基本、ドラッグ&ドロップを学びます。
タイピングの魔法
キーボードの基本操作であるタイピングについて、文字の入力とプログラミングに必要な記号の入力を学びます。
最初は指1本でもタイピングできるレベルですが、後半はコードの入力などを行うので少々難しくなります。
2020年8月にタイピングレッスン機能が追加されました。
マイページから開始できるので、ここで練習してから始めるのもいいかもしれませんね!
タイピングの魔法2
キーボードの基本操作であるタイピングについて、英語と日本語の切りかえ、カタカナ・漢字の入力方法を学びます。
コピー&ペーストの魔法
CTRLキーを使ったコピー&ペーストの操作を学びます。
ここまで終了して、基本操作はクリアしました。
最後に、振り返りとなる総合レッスン(ブックレッスンと呼びます)をクリアしてコンプリートとなります。
プログラミング学習をスタートしてから、約1時間かかりました。
基本操作に関するレッスンは30分弱、それ以外のストーリー部分やMISSONに時間がかかりました。
RPGのように魔法学校内を移動してクリアするミッションが出ることがあります。
これがちょっと時間がかかりますね(難しくはないです)
やっとミッキーと出会って、次のレッスンに使うブックを受け取ることができました。
ここまでの感想
始めは「ここから!?」という基本的な内容でしたが、タイピングから急に難しくなります。
11歳以下のお子さんや、タイピングに慣れていない人には難しいかも・・・と思います。
我が家では、小学校低学年ぐらいにコナン君のタイピングソフトを使ってタイピングの練習をしていました。
ゲーム感覚で楽しく覚えることができました。
今は小学校でもパソコンを使った授業が必須なので、練習しておくといいと思います。
第1章 ミッキー(メディアアート)
円の魔法
(レッスン時間の目安 3~8分)
基本操作の時に学習した関数を使って、円を描く方法を学びます。
関数とは、
コンピュータプログラム上で定義されるサブルーチンの一種で、数学の「関数」のように与えられた値(引数)を元に何らかの計算や処理を行い、結果を呼び出し元に返すもののこと
簡単に言えば、「円を描け(左からの位置、上からの位置、円の大きさ)」という指示で、その結果を受けて円が描画されます。
座標の考え方が必要になりますね。
色の魔法
(レッスン時間の目安5~10分)
関数を使って、色を塗る方法とRGB値で色を作る方法を学びます。
RGBとは色を赤・緑・青の3色で表す形式で、この3色の値を組み合わせて色を作成するのです。
こちらはエクセルの色設定画面ですが、RGB値を使用しています。
この値をコードで入力する方法を学習します。
マウスの魔法
(レッスン時間の目安3~8分)
関数を使って、マウスの動きを入力する方法を学びます。
関数は今後も出てくるので、しっかり覚えておく必要があります。
ブックレッスン
3つのジェムを集めた(レッスンを終了した)ので、ブックレッスンです。
今まで額数した円の描画・色の設定・マウス移動をまとめて確認します。
前に学習したことを忘れてしまった場合、ヒントを見ることができます。
なるべくネタバレはしたくないのですが、内容がイメージしたいように少しだけ。
こんな感じで、コード入力をしてアートを描いて行きました。
これで第1章・ミッキー(メディアアート)が終了です。
約1時間弱かかりました。
ここまでの感想
プログラミング学習をスタートして(途中、中断がありましたが)ここまでで約2時間ちょっとという感じです。
PCの状態にもよりますし、ストーリのセリフをもっとしっかり聞いていたらもっと時間がかかると思います。
子供と大人、メリット&デメリット
小さい子供さんがこの教材を使う場合、困ることは「漢字にふりがながない」こと。
登場人物のセリフには音声がない場合もあるので、大人が横に付いて説明してあげる必要があるかもしれません。
アルファベットはもちろん覚えていないといけないし、英単語に慣れていないと関数を覚えるのもなかなか難しそうです。
一方で、関数やRGB値といった慣れないプログラミング用語は、PCに慣れていない大人はすぐになじめないかもしれません。
この辺りは子供がすんなり受け入れるかも。
「関数って何?数学の関数と違うの?」「RGB値ってなんで255?」など、いちいち詰まっていると先に進みません。
頭を柔軟に、とりあえず進めていくことでだんだん慣れていくと思います。
学習を続けて行くポイント
これは大人でも子供でも同じですが「ノートを作ってメモをしっかり取って行く」こと。
RPGのように進む教材ですが、やはり学習なのです。
習ったことは必ず後で出てくるので、メモしておくことが大切です。
学習したことは、しっかり自分のものにしましょう!
では、第1章 ドナルド(WEBデザイン)と第1章 グーフィー(ゲーム制作)は、次回に書きたいと思います。