歴代ディズニープリンセスの吹替は

少し前にテレビで「アラジン」実写版が放送された時に

アラジンがジャスミンに言うセリフ「僕を信じろ」(実写版は中村倫也さん吹替)について

歴代の誰の声がいいか、というツィートが盛り上がっていました。

そこで、歴代のディズニープリンセスの吹替を調べてみました。

(ついでに王子も(;^_^A)

 

白雪姫(1937年)

1958年公開版

<白雪姫>富沢志満

<王子様>五十嵐喜芳

1980年公開版

<白雪姫>小鳩くるみ

<王子様>三橋輝夫

小鳩くるみさん、お聞きしたことがあると思ったら

「アタック№1」の鮎原こずえ役だったのですね!

吹替は1980年ですが、その後の「シュガーラッシュ・オンライン」(2018年)や

「小さなプリンセスソフィア」(2013年)でも白雪姫の声をあてていらっしゃいます。

シンデレラ(1950年)

1961年公開版

<シンデレラ>富沢志満

<プリンス・チャーミング>友竹正則

1992年公開版(追加収録部分)

<シンデレラ>鈴木より子

<プリンス・チャーミング>風雅なおと

DVD以降は、差別用語や古い言葉遣いなど一部台詞の録り直しが行われたものを収録しています。

その際一部キャストは別の声優が代役を務めました。

しかしその後の「シンデレラⅡ、Ⅲ」「シュガーラッシュ・オンライン」などシンデレラが登場する作品や、

ゲームやTDLパレードなどシンデレラの吹替は全て鈴木より子さんがされています。

実写版(2015年)

<シンデレラ>高畑充希

<キット王子>城田優

声優さんではありませんが、ミュージカルなど舞台で活躍されているため

歌声も美しく、とても素敵なキャスティングだと思います。

眠れる森の美女(1959年)

1960年公開版

<オーロラ>高田敏江

<フィリップ王子>宮本昭太

ブエナ・ビスタ版

<オーロラ>すずきまゆみ

<フィリップ王子>古澤徹(声)、立花敏弘(歌)

リトル・マーメイド(1989年)

<アリエル>すずきまゆみ

<エリック王子>井上和彦

美女と野獣(1991年)

<ベル>伊東恵里

<野獣(アダム王子)>山寺宏一

実写版(2017年)

<ベル>昆夏美

<野獣>山崎育三郎

実写版ベルはエマ・ワトソン。ミュージカル界の若手二大スターが担当しています。

アラジン(1992年)

<ジャスミン>麻生かほ里

<アラジン(アリ・アバブワ)>羽賀研二(1993年版)/三木眞一郎(2008年版)

2007年に羽賀研二が詐欺の容疑で逮捕されたことに伴い、

2008年以降に発売の映像ソフト及びオンデ晴香マンド配信では、

アラジンの台詞パートは三木眞一郎に差し替えられています。

しかし羽賀研二版のアラジンは実はかなり人気が高いそうです。

実写版(2019年)

<ジャスミン>木下晴香

<アラジン>中村倫也

木下晴香さんはミュージカル女優。

中村倫也さんは映画・テレビで活躍する俳優さんですが、ミュージカルにも出演されています。

プリンセスと魔法のキス(2009年)

<ティアナ>鈴木ほのか

<ナヴィーン王子>丹宗立峰

声優さんではありませんが、お二方とも「レ・ミゼラブル」などのミュージカルで活躍されている俳優さんです。

塔の上のラプンツェル(2010年)

<ラプンツェル>中川翔子

<フリン・ライダー(ユージーン・フィッツ・ハーバード)>畠中洋

ラプンツェルの歌唱は小此木麻里さんがつとめています。

アナと雪の女王(2013年)

<アナ>神田沙也加

<エルサ>松たか子

言わずと知れた、近年の大ヒット映画です。

続編の「アナと雪の女王2」は2019年11月に公開。

神田沙也加さんは2021年12月に永眠されました。

 

 

2010年の「塔の上のラプンツェル」以降から、声優以外の方が吹替を務める例が増えた気がします。

今回迷った末にピクサー作品のメリダ(「メリダとおそろしの森」2012年)は挙げませんでしたが

メリダの吹替は元AKB48の大島優子さんがつとめました。

ピクサー作品は吹替にタレントなど芸能人を多く採用していますが、

ディズニー作品はやはり「主人公が歌う」設定が多いため、歌える俳優さんが採用されることが多いですね。